「もっと声が出るようになりたい」
子供の頃から音楽は好きでしたが、声が小さかったこともあり、歌うのはあまり得意ではありませんでした。
声楽レッスンを受け始めたのも、受験のために必要だったからでしたが、少しずつ声が出るようになると、歌うことも好きになっていきました。
とはいえ、高い声はあまり出ず、喉が閉まったような声になってしまうし、
長く息が続かなくて、腹式呼吸などを練習しても、あまり変化はありませんでした。
卒業後は、約20年音楽教師として働きました。そこで、また声の課題にぶつかることになります。
先生という仕事は、一日中大勢の前で声を使う仕事です。
声が小さく喉も弱かった私には、
「どうしたら、もっと声が出るのだろう?」「喉に負担をかけず声を使うには?」そんな、試行錯誤の日々でした。
先生の中には、もともと声が大きい人も多くて、うらやましく思っていました。でも、そんな人が、年齢を重ねて声を痛めることもありました。
そんな中「声について学びたい」という気持ちが次第に大きくなっていきました。
「声」と「からだ」
40代で退職し、子育てをしながら、少しずつ学びを始めました。
合唱の指導に携わるようになったこともあり、音楽も、もう一度学び直しました。
また、その頃は、もともとあった腰痛がひどくなり、自分の体に向き合う日々でもありました。
若い頃に熱心に学んでいた心理学も再開していましたが、人が変化するためには、身体からのアプローチも必要と感じるようになっていきました。
それまで全く興味のなかった「身体」について学んでいくうちに、自分自身の「声」の課題と「身体」の問題がつながっていきました。
2018年、アレクサンダーテクニークの教師資格を取得。
主に、歌う人や教える人に、レッスンを始めました。
音楽、声、心、身体
すべてのことがつながって、
今の私のレッスンの形になっています。
「声」の可能性を広げるために
声について、近年様々なことが明らかになり、発声についての考え方や、指導の方法も、少しずつ変化してきています。
経験だけに頼らず、常に新しい知識や考えを学び、レッスンに取り入れていきたいと思っています。
歌う人が
声の可能性を広げ
もっと音楽を楽しめるように
話す人が
自分の声を大切にしながら
自分の声や話し方に
自信が持てるように
そして
毎日が今よりちょっと楽しくなる
そんなレッスンができたら
と思っています。

松原はる
アレクサンダーテクニーク教師
Voice Educator
選択理論心理士
合唱指導者